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予防歯科について...

院長の澤田です。

今回は、予防について、少しお話したいとおもいます。

フッ素
細菌が作る酸により脱灰(エナメル質からリン酸カルシウムの結晶が溶出する現象)の方が歯の最石灰化(リン酸カルシウムの結晶化)よりも勝っているほど虫歯になりやすくなると言われています。
フッ素には虫歯で穴が開く一歩手前の初期虫歯を元の状態に戻そうとする力があります。

初期虫歯とは、一見すると健康そうな歯でも歯と歯茎の境目に白濁した部分があり、菌が集まっている歯垢から出る酸により、カルシウムなどのミネラルが請け出して密度が低くなっている状態の虫歯予備軍です。

穴があいて虫歯になってしまった物を放置しておいても元には戻りませんが、歯の表面が残っており、中のミネラル分が抜けてしまっている状態であれば、再石灰化作用により修復も可能です。
フッ素の持つ色々な効果の中に、ミネラルを取り込んで再石灰化の速度を高め、さらにミネラルが溶け出すのを防止する作用も期待できます。

フッ素は乳歯や生えたばかりの永久歯の虫歯予防に効果的です。
定期的にフッ素塗布を歯医者さんで行ってもらう他にも、乳歯や永久歯が一本生えるたびにフッ素塗布を歯医者さんでいってもらうようにしましょう。
また、ご自宅でもフッ素入りの歯磨き粉、スプレーや洗口液でケアもしましょう。

キシリトール
虫歯を予防する一番の改善点は、普段私たちが摂っている食生活の改善点です。
最近ガムや歯磨き粉によく使われているキシリトールは糖分の一つですが、虫歯の原因になる細菌が代謝できない糖ということで、北欧では以前から使用されていましたが、日本でも使用が認められ注目されています。

細菌は糖分を摂取して酸を作りお口の中で住みやすい状況をつくりますので、お口の中に糖分がとどまる時間が長ければ長いほど、酸を作り出す環境を与えてしまいます。
ただし、食事中はお口の中が酸性に傾くのを緩和しようと唾液の分泌を高め、食後30分はお口の中の酸の濃度が一定の基準まで下がると言われています。

しかし、甘いものをずっと食べているとその間、お口の中は酸性に傾きどんどん酸により脱灰(エナメル質からリン酸カルシウムの結晶が溶出する現象)し虫歯となります。
食後30分以内に歯を磨き、その後にキシリトール入りのガムを食べることで唾液の分泌を促し、細菌が虫歯の元になる酸を薄めて虫歯の予防の手助けをしてくれますので利用してみて下さい。