CAD/CAM冠保険導入される!2
今回は、CAD/CAM冠とは、何?を少し説明します。
CAD/CAMとは
Computer Aided Design / Computer Aided Manufactureの略で
日本語にするとコンピュータ支援設計 / コンピュータ支援製造となります。
もっと簡単に言えば、差し歯の設計をコンピュータで行い、
製造も切削型3Dプリンタを用いて作ることです。
今回、新技術導入ということで、保険に導入されました価格は3割負担で
6000円程度です。
材質はグラディアブロックと呼ばれるハイブリッド・セラミックの固まりを使います。
今までは自由診療扱いで行っていた「ハイブリッド」ができることになったのです。
但し、条件が付きます。
1)単独であること(ブリッジは不可)
2)クラウンであること(全部をかぶせるタイプ)
3)第一、第二小臼歯(4番目、5番目の歯)のみ
ですが、今までできなかった事ができる様になり、画期的なことです。
金属の冠より、割れやすい、はずれやすいという事は若干ありますが、
審美的にすぐれ、2次カリエス(あとからできる虫歯)にもなりにくいという、データーも
あります。